Sdgs

エコアクション

未来につながるイルミネーション

毎年私たちを楽しませてくれるイルミネーションですが、使用後の行方をご存知でしょうか?
実は廃棄されたイルミネーションは焼却あるいは粉砕され、ほとんどが埋め立てゴミとなります。限りある資源を大切に活用することが、今を生きる私たちの共通の課題となっています。
キヌガワ・パックグループはディスプレイ業界に求められるSDGsへの取り組みの一環として未来につながるイルミネーションのあり方を提案します。

SDGsとは

持続可能な開発目標:SDGs(Sustainable Develop-ment Goals)は、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2016年から2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。

SDGs17の達成目標の画像

イルミネーションとSDGs

キヌガワ・パックグループの取り組み

キヌガワ・パックグループでは、全国のイルミネーションイベントを積極的にサポートし、取扱い方法の習熟を通して企業の持続可能性を高め、雇用機会創出を実現するとともに集客力の高いイルミネーションの普及によって地域の活性化を図り、地域間格差の是正に貢献してきました。
今後も、より省エネルギーな製品の開発・普及をはじめ、製品の回収再利用の実践を開始し、持続可能な社会の実現へむけ、取り組みを進化させて参ります。

この取り組みのゴール

キヌガワ・パックグループの取り組みのゴールは8. 働きがいも経済成長も・11. 住み続けられるまちづくりを・12. つくる責任 つかう責任・13. 気候変動に具体的な対策を・17.パートナーシップで目標を達成しよう

カーボンニュートラルについて

カーボンニュートラル(CN)への流れ

温室効果ガスの排出と吸収のバランスにより実現するカーボンニュートラル。2030年までにCO2を46%削減し、2050年に実質ゼロを達成する取り組み。

2020年10月の臨時国会において、菅義偉内閣総理大臣が2050年までのCN実現を目指すことを宣言

カーボンニュートラルとCO2の算定対象

カーボンニュートラルとは地球上の温室効果ガスの排出量と吸収量・除去量を均衡させることです。 そして、企業が取り組むCO2削減としての算定対象は、自社由来の排出だけでなく、サプライチェーン全体の排出が対象となります。サプライチェーン全体のCO2排出は、Scope1-3の3つに区分されています。

サプライチェーン全体のCO2排出区分

温室効果ガス排出量の分類。Scope1は事業者自身による直接排出、Scope2は他社から供給された電力などによる間接排出、Scope3はその他の間接排出でサプライチェーンなどに起因する排出。
温室効果ガス排出量の詳細分類図。Scope1は自社内での燃料の燃焼による直接排出。Scope2は他社から購入した電気の使用による間接排出。Scope3はサプライチェーン全体にわたるその他の間接排出で、上流には原材料の調達、輸送・配送、通勤、資本財、出張、廃棄物、リース資産などが含まれ、下流には製品の使用、製品の廃棄、輸送・配送、加工、投資、フランチャイズなどが含まれる。
Scope3の15のカテゴリー区分 1、購入した製品・サービス。2、資本財。3、Scope1・2に含まれない燃料及びエネルギー活動。4、輸送・配送(上流)。5、事業から出る廃棄物。6、出張。7、雇用者の通勤。8、リース資産(上流)。8、輸送・配送(下流)。10、販売した製品の加工。11、販売した製品の使用。12、販売した製品の廃棄。13、リース資産(下流)。14、フランチャイズ。15、投資。

イルミネーションによる
カーボンニュートラルの形

サプライチェーンで考えるカーボンニュートラルの実現

サプライチェーンで発生するCO2排出図

製品の生産から輸入販売、施工、使用、撤去、廃棄までの流れと各工程でのCO2排出を示す図

イルミネーション事業全体におけるカーボンニュートラルを、サプライチェーンで考えると、上記のような流れとなります。
このような流れの中で、カーボンニュートラルの実現に向けた活動内容を検討しております。
またこれに向けて実行可能な活動を考えると、以下のカテゴリーについて実行できる可能性があります

CO2排出削減の4つのカテゴリ(製品・サービス、輸送上流、廃棄物、輸送下流)

CO2排出量算出とカーボンニュートラルの実践

CO2排出量の算出を行い、カーボンニュートラルの達成に資する製品・サービスを実現しました。とりわけ、キヌガワ・パックグループでは、それへの実現に向け、より省エネルギーな製品の普及、廃棄物を有価物として回収リサイクルに取り組んでいます。省電力化と輝度の確保により、イルミネーションの持つ光の力を最大限に引き出します。

有価物は
排出量が実質0になる

「有価で買い取られたり、無償で引き取られる不要物」は、有価物(※)に該当します。有価物は、サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン(Ver.2.2)にてカテゴリ5の対象外という記載があり、算定は不要になります。

※環境省Q&A サプライチェーン排出量算定におけるよくある質問と回答集 2023年3月 改訂・2016年3月 発行

イルミネーションリサイクル

イルミネーション製品が製造から販売、使用後の回収、廃棄または再資源化を経て再製品化される循環フロー図
これまでイルミネーションリサイクルの実績として、約6,600㎏を改修いたしました。(2025年5月時点)
  • 資源の有効活用

    銅資源を自給する未来に向けて

    カーボンニュートラル社会の実現のために、電気自動車の普及を始め主要インフラの電化が進むことなどを受け、イルミネーションの製造に必要な銅は、2050年までに枯渇することが懸念されており、再利用等による資源循環の促進や権益を持つ海外の鉱山からの調達を合わせて銅を含む非鉄金属などの基礎資源について、自給率を2030年までに80%にする※目標が掲げられています。

  • 回収対象商品

    全てのイルミネーションが回収対象です。
    回収対象のイルミネーションに制限はありません。

    • イルミネーションでない場合、回収対象外となります。
    • リサイクルに伴う費用は無償となります。指定場所に送る送料のみご負担いただきます。
      再資源化処理の証明書を発行いたします。
    • 回収対象商品は変更となる場合があります。
    • その他、詳細につきましては最寄りの営業所までお問合せください。
エコマテリアル。キヌガワ・パックグループの環境への取り組みを見る

パンチカーペット 
グリーンポイント制度

カルテックス
パンチカーペットのご購入で
環境への取り組みを実践。

『キヌガワ・パックグリーンポイント制度』は、パンチカーペット発注数量をポイントに換算し、必要ポイント到達毎にNPO法人を介して植樹を実施する制度です。
お客様に「植樹証明書」を発行することで、展示会出展や設営を通じた植樹事業への参加を「見える化」しています。詳しくは最寄りの店舗までお問合せください。

キヌガワ・パックの『カルテックスパンチ』を発注すると、発注量に応じてポイントが加算される仕組み。910mm巾で1Mあたり5ポイント、1500mm巾で8ポイント、1820mm巾で10ポイント。ポイントが5,000~10,000pt貯まると植樹を実施。環境配慮型の購入特典制度。
  • SDGsへの貢献をPR

    持続可能な世界を実現するための17ゴールから構成されているSDGsのうち、3つのゴールに貢献します

    9、11、15が該当するgoalです
  • ステッカーで取り組みをPR

    専用ステッカーを表示することができますので、豊かな緑の育成を分かりやすくアピールできます。

    ステッカー
    Present Tree.®️は、認定NPO法人 環境リレーションズ研究所の登録商標です。
  • CO₂削減を支援し埋め合わせ

    施工時に発生するCO₂が植樹によって相殺・低減されますので、他社様との差別化ツールとして、ご活用いただくことができます。

  • 植樹証明書を発行

    植樹を実施した際には、お客様に植樹証明書を発行しています。

    植樹証明書イメージ

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お客様の空間に合わせた最適なイルミネーションデザインをご提案いたします。映像・音響を取り入れた制御演出のご相談も承っております。資料請求・ご相談はこちらから。

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